天台宗別格本山 書写山圓教寺

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奥之院

開山堂

圓教寺開山の性空上人をまつる堂。

書寫山一千年の歴史のシンボルとして灯明が燃え続け朝夕欠かさず勤行がおこなわれている圓教寺奥之院の中核。

現在の建物は、江戸初期の開山堂建築の代表作。

軒下の四隅に左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻のうち西北隅の一つは、重さに耐えかねて逃げ出したと言う伝説は有名。

(国指定重要文化財)


護法堂

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奥之院の開山堂前にある二つの小さな神社。

向かって右が乙天社、左が若天社。

書寫山の鎮守で開山の性空上人に付き添って仕えたという乙天(不動尊の化身)と若天(毘沙門天の化身)の二童子をまつっている。

同寸同型の春日造りで小規模ながら細部の手法に優れ室町末期の神社建築の特色をよく表している。

(国指定重要文化財)


護法堂 拝殿

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奥之院の広場を挟んで護法堂と向かい合って建っている。

開山堂参籠の行者の、護法堂への勤行、礼拝のための建物。

寛文に建立された鳥居が護法堂には残っているが、それ以前護法堂には土塀が張り巡らされ、唐破風の門があり、扉は閉ざされていた。

桃山時代の建築物で別名「弁慶の学問所」で知られている。

(国指定重要文化財)