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丈六阿弥陀如来坐像
元は往生院の本尊で、1005年安鎮の作。 明治期に常行堂に安置された。
常行堂の本尊は宝冠の弥陀と呼ばれ、法・利・因・語を含めた五尊で祀られていた。安鎮は、性空上人の弟子で感阿(かんな)上人とともに彫刻に優れた技能を持っていた。性空上人像(鎌倉に焼失)、摩尼殿生木如意輪観音像、五大明王像、彌勒寺の弥勒三尊も安鎮の作。
(国指定重要文化財)