天台宗別格本山 書写山圓教寺

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プレスリリース

6/4 山家会

2022.06.02[木]

山家会

10:00 〜 於:摩尼殿

6月4日は、日本天台宗を開かれた伝教大師最澄様のご命日です。

令和三年(2021)は天台宗の祖、伝教大師が入寂されてから一千二百年の大遠忌御正当年でした。

伝教大師最澄様の御命日は、比叡山延暦寺に於いては「長講会」と言い大師御廟所の浄土院に於いて、書寫山圓教寺では「山家会」と言って摩尼殿に於いて行う、法華経の論義法要です。

伝教大師最澄さま

伝教大師最澄様は、1200年前若くして出家し、法華経の教えである「心を一乗に帰すべし」と説かれました。

「一乗」は「ひとつの乗り物」という意味で、悟りへの道程である三乗(声聞・縁覚・菩薩)の過程の差別(しゃべつ)をつけず、誰しもがひとつの乗り物により、包括的に悟りの境地に行くことができると強調しています。

法華経

法華経は天台宗を始めさまざまな宗派で重視される経典です。

圓教寺では、3月の法華不断経をはじめ、5月の勧学会 法華八講、毎月の観音講など、常に法華一乗の教えを基に生きとし生けるものすべての平穏と安寧を祈っています。